お客様の声 -1-

株式会社ギャラリー・ド・ポップ

代表取締役 小林 司 様

 

東京都渋谷区、

1989(平成元)年設立[創業者]

レディース・メンズウェア及び雑貨、

アクセサリーの企画・製造・卸・販売

http://www.galeriedepop.com/

 

■現時点でご支援している内容

 

[企業理念の明確化&言語化] 企業理念と行動規準の整理と明確化、言語化

[キャッチコピー] コーポレートメッセージの作成

         『「好き」と生きよう。Live for what you love

[理念サイトの作成] こちらOur Mission Statement

[研修:理念導入] 理念の共有浸透のための「初期研修」の実施

[研修:理念継続] 理念の共有浸透のための「継続研修」の実施

 

1)ブライトサイドに仕事を依頼した背景は?

 

●人数が多くなったこともありますが、会社として節目の年だったので、いろいろな意味で再スタートを切るために何かやりたいと思っていました。社員全員に何かモノをプレゼントしたり、記念パーティをするというのもいいのですが、それらは一過性で終わってしまう。それよりも、未来に向かって会社を一つにできるようなものを作りたいと思っていました。企業理念に当たるものは、以前からあるにはあったのですが、抽象的で言葉の羅列になっていました。そこでこれを明確化かつ明文化して共有し、全員が同じ思いで仕事に取り組めるようにしようと考えたのです。


●リッツ・カールトンホテルさんのように短くわかりやすくまとめたい、ハンドブックみたいな形でまとめたいと思いました。でも自分一人では客観的にまとめきれないので、プロの方に協力してもらおうと考えていたところ、日経ビジネスオンラインで武田さんが書かれていたコラム記事に出会ったのです。“ブレない”シリーズなど、とても面白いと感じていました。そこにちょうど三菱UFJでセミナーをされると知って幹部と3人で参加させてもらいました。理念経営の重要性とその可能性について、自ら考えさせられ、またグループワークを通じて実感することができました。僕自身はセミナーの途中から、すでに依頼したいと思っていました。終わってから他の幹部に聞いたところ、みんな「これはいいですね、やりましょう」と。話は早かったです。

 


2)他社ではなく当社を選んでくださった理由は?

 

●プロに依頼しようと思ってから、いろいろとホームページや書籍で探していましたが、どこも方程式のような手法ありきの印象でした。オリジナリティがなく、強引にパターンに当てはめていくようで堅いなと感じていました。自分としてはもっと自然体なものがいいなと。ブライトサイドさんには求めていたものがありました。


基本セオリーはありながらも、数回のインタビューを通して僕からさまざまな考えを引き出してくれたこと。その上で会社の空気なども感じながら、オリジナルで作ってくれるという点でした。予めパターンがあるわけではなく、「小林さんがそれを是とするならいいじゃないですか、それが理念ですよ」と認めて背中を押してくれた。オリジナルなので、まさにうちにぴったり、しかもとてもわかりやすい言葉になりました。

 


3)サービスを受けての成果および感想は?

 

●今回ブライトサイドさんには、「うちの会社にぴったり」で、「誰にも理解しやすい言葉」で理念をまとめる支援をしてもらいました。お陰で社員に「この会社をどういう会社にしていきたいのか」についてきちんと伝えることができました、本当によかったです。特に女子社員の共感度が高かったようです。「どう?」って聞くと、「私はすごくいいと思います」と。みんなやらされ感ではなくファッションの仕事が好きでやっているから、理念にものすごく共感してくれた人の中には、全文を覚えている人までいます、嬉しいですね。一方で、中には「自分はついていけないな」と感じて退職を申し出た人もいましたが、早く気づけたことはお互いにとってよかったのではないかととらえています。

 

売上とか売れ筋といった言葉がどうしても先に出がちですが、それはやはりお客様に愛されなければいけないし、使っていただかなければうちの洋服の良さは伝わらない。そうした日常での整合性についても、今回の企業理念で整理されました。社員にもうまく伝えられたのではないかと思います。

 

●毎朝、企業理念、行動規準、コーポレートメッセージを、項目だけではなく全文を全員で唱和しています。3分くらいかかるのですが、大切なことだし、124時間の中のたった3分なのだからやろうよと。私にとっても「毎日こういう気持ちでやっているだろうか」と振り返るのにすごくいいですし、人間は忘れてしまうものだから毎日毎日読みあげることは大切だと実感しています。本部で始めてお店には強制しなかったのですが、今や全国のお店でも行われるようになりました。


ホームページにもリンクを貼って掲載し、冊子にもまとめて全員に配布しました。私も常に1冊持ち歩いていて、会う人に「僕はこういう風に考えているんだよね」って説明して、ばんばんあげてしまっています。社外秘でも何でもないですし、むしろわかってもらえると嬉しい。リクルーティングにおいても「これに共感できるなら、一緒にやろうよ!」と入ってほしい人に手渡しています。企業の強さは人、共感できる人がどんどん集まってくれると強い。冊子を渡して入社した人が、しばらくして「この会社に入ってよかったです」って言ってくれると本当に嬉しいものです。

 


4)今後期待するとすればどんなサービスですか?

 

●企業理念も行動規準も、言葉や中身は浸透してきているのですが、それをどう使って仕事をしていくかという意味では、みんなまだこれからだと思います。店長会議など要所要所で「利用の仕方」を伝えていきたいので、そうした導入教育が一つ。それと理念経営を継続発展させていくためには、やはり定期的な研修など「継続していく」「さらに高めていく」取り組みへの支援をお願いしたいと思っています。

代表・武田斉紀の近刊

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