★よい理念コンサルティング会社を見分ける3つのポイント

経営者が企業理念の作成や見直しをしようとしても、「客観的に見られない、上手く整理できない場合」があります。時間ばかりがたって、まとめたつもりでもどうもスッキリといきません。また「理念を社内外にわかりやすく表現しようとする場面」、「実際に共有浸透を進めて行く場面」「さらに継続向上させていく場面」では、スキルやノウハウがあればスムーズかつ早く確実に進められます。これらをご支援するのが理念専門のコンサルティング会社ですが、各社の特徴はさまざまです。ここでは当社の考える「よい理念コンサルティング会社を見分ける3つのポイント」をご紹介しましょう。

 

 

1 一人ひとりの経営者の思いを大切にしてくれること

中には「会社とは社員を最優先に考えるべきだ(あるいは顧客を最優先に、株主を最優先に…)」とあるべき優先順位を押し付けるコンサルティング会社があります。また「経営とは感謝することだ」等、独自の経営思想を押し付けてくる場合もあります。企業理念は会社の数、経営者の数だけ存在し、すべて異なるものではないでしょうか。結果的に表現が似ていたとしても、そう信じるようになった背景は個々に異なり、それこそが共有浸透するべきポイントだったりするのです。一人ひとりの経営者の「こういう経営がしたい」という思いを大切に支援してくれるコンサルティング会社を選びましょう。

 

2 自社でできることは自社でやるよう薦めてくれること

主体はあくまであなたの会社の経営者と社員です。ビジョナリー経営(理念経営)は、ただお金で買ってきて実現できるものではありません。したがって「すべて代行します」というコンサルティング会社ではなく、「自社でできることはなるべく自社でやりましょう」と背中を押してくれる会社を選びましょう。また最終的にめざすべきは、外部に頼らなくてよい状態です。理念の共有浸透を継続向上させていく仕組みが機能し始めれば、外部の力を借りる必要はなくなります。いつまでも同じように付き合いたがる会社ではなく、自立をめざした体制、人材育成にまで協力してくれる会社がいいでしょう。継続研修など、アウトソーシングした方が効率がよいのであればその会社に頼めばいいのです。

 

3 価格がリーズナブルで、末永く見届けてくれること

価格については申し上げるまでもないでしょう。相対的に他社と比べてどうかと、絶対的に価格に見合った価値があるかどうか。ただし企業理念コンサルティングの価値は、経営者と社員がこの会社で働く目的と価値観を共有し、努力を重ねながら顧客や社会に届けていくことで、「この会社で働いてよかった」「この会社が存在してよかった」と思える状態を作り、会社を永続発展させていくことです。少し長い時間軸と広い視点で判断して、価格が安すぎず高すぎず、リーズナブルな会社かどうか判断しましょう。同時に支援が終わればさようならではなく、その後どうなったかを継続的にチェックし、末永く見届けてくれる会社を選びましょう。

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