お客様の声 -2-

株式会社 教育同人社

代表取締役社長 森 達也 様

 

東京都豊島区、1949(昭和24)年設立[3代目]

小中学校向け教育用図書教材の出版・販売

http://www.djn.co.jp/index.html

 

■現時点でご支援している内容


[企業理念の明確化&言語化] 企業理念と行動規準の整理と明確化、言語化

[キャッチコピー] コーポレートメッセージの作成『全ての子どもに、もっと教育を』

[ロゴデザイン] ブランドデザインマークの作成『みんなにスマイル。』

[研修:理念導入] 理念の共有浸透のための「初期研修」の実施

[制度設計] 継続のための表彰制度、人事制度への反映コンサルティング

[研修:理念継続] 理念の共有浸透のための「継続研修」の実施

 

1)ブライトサイドに仕事を依頼した背景は?

 

●最初から経営理念とか理念経営といったことを強く意識していたわけではありません。依頼の半年くらい前に3代目として社長を引き継ぎました。それまではNo.2で自分の役割が明確でしたが、社長は社業のすべてをリードする存在。正直、自信を持って社員に語れる言葉が見つからなくて不安を感じていました。創業者の祖父も、2代目の父も、日々語っていたものの、考え方を企業理念という形ではまとめていませんでした。自分の場合、迷わないためにも経営に対する考え方を予めまとめておいた方がいいだろうと考えました。企業理念は経営の根幹であり、簡単に揺らぐようでは会社にとっても社員にとっても影響が大きい。しかし1人でまとめようとすると独りよがりになる可能性が高い。そこで第三者であるプロの力を借りて「ブレない考え方」「わかりやすい言葉」を手に入れようと考えたのです。

 

もう1つには、社員に仕事をやっていて楽しいと感じてもらいたい、お客様や社会に対するやりがいを感じてもらいたいという気持ちがありました。当社のビジネスは創業者がしっかりとビジネスモデルを作っていて、以来何十年も社員はそれに乗っていれば仕事ができました。そのためか、私がこの会社に入ってきて感じたのは、社員に「あなたはこの仕事を、何のためにやっているの?」と質問しても即答できないだろうということでした。予め「自分たちは何のために働いているのか」を共有した上で仕事に取り組んでもらいたいと考えたのです。

 


2)他社ではなく当社を選んでくださった理由は?

 

●実は当初、父は理念をまとめることにやや懐疑的でした。武田さんにはまず父へのインタビューをお願いしたのですが、終わった後に父が「おまえがやりたいなら任せるよ」と言ってくれました。そんなわけで、他社は検討していません。そういえば、その後に父と武田さんと飲む機会がありましたが、ふだんは外の人に対して寡黙なのに、気持ちよく語っている父にびっくりしました。

 

●あとこれは選んだ後の理由になるかもしれませんが、理念を整理しまとめるにあたっては、武田さんに小さい頃からのことをすべて聞かれました。自分としては恥ずかしい告白もありました。それらをすべてさらけ出していいのかと迷いもありましたが、この人なら裏切ったりはしないだろう、すべてを受け止めてくれてアドバイスをくれるだろうと思えました。

 


3)サービスを受けての成果および感想は?

 

●当初希望していた「ブレない考え方」と「わかりやすい言葉」を手に入れることができました。結果、私自身、大学でも、その後に就職した外資系金融会社でも接点のなかった教育という分野でこの会社を率いていく自信がついたこと、迷いがなくなったことが大きかったですね。


●とりわけ、ブライトサイドさんの力を借りながら創り上げた企業理念のメッセージ『全ての子どもに、もっと教育を』は気に入っています。自分の経営方針をひと言で表現できているし、迷ったらここに戻れる。そういう意味での安心感がすごくある。「全ての」「子どもに」「もっと」「教育を」、11つの言葉に私のこだわりが込められています。理念をひと通り説明するだけでも、5時間は語れますよ(笑)。

 

社員の反応も意外でした。企業理念を発表すると、上から押し付けられる印象で反発があるかもしれないと心配したのですが、まったく当たりませんでした。むしろ「会社がめざす方向が明確になってよかった」「大切にするべき優先順位がはっきりして嬉しかった」という声が多かったのです。今では社内の幹部や現場のミーティングの中でも、自然に理念の言葉や、理念に基づく判断が自然と生まれている。社長としてはなるべく口を出さずに任せたいので、嬉しく頼もしい限りです。

 

●また当社に応募してくれる学生さんや、雑誌の取材などでも理念について質問をいただきます。その都度ご説明するのですが、わかっていただくのが嬉しいし、説明するたびに自分自身にも新たな発見があります。

 


4)今後期待するとすればどんなサービスですか?

 

1つは企業理念と行動規準をもっと社内に共有浸透させ、深めていくことへのアドバイスや支援でしょうか。ご提案いただいた表彰制度や人事制度にも反映することで、理念の共有は一過性のものではなく浸透しつつあるのですが、私の期待はさらに上にあります。引き続き、継続的な研修の実施をお願いしたいですし、一段上の共有浸透の促進策をご提案いただければと思っています。

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