(3) 褒める(Admire)仕組み …「表彰制度」「人事評価への反映」「褒める文化」
…理解し、実践したら、次はそのことを褒めてあげることです。褒められて嬉しいのは、子どもも大人も同じです。自然に「もっとやろう」と思えてきます。
1.まずは日常的に同僚や上司から声をかけて「褒める文化」を育てる
具体的なご褒美はいりませんし、大げさに褒める必要もありません。「その行動、いいね」「お客様も喜んでいたね」「私も真似してみよう」。特に社長や上司が褒め始めると、下の人も真似をするものです。常に「褒めること」を全員が意識していれば「褒める文化」は自然と生まれます。
2.次に「表彰制度」などを用意して社内全体で褒める
全社での表彰のほかに、部単位や課単位の制度があってもいいでしょう。ポイントは「小さなことでもいいのでより多くの人を褒めること」と、「理念の実現により貢献した人をより大きく褒めること」です。
3.最後に「人事評価」にも反映し、会社として正式に褒める
人事評価制度の改定には、現状分析や改定案の作成、試行期間まで含めると、本格実施までには最低でも1年以上が必要です。しかし人事評価制度を通して褒めることは、昇級昇格などを伴い、会社として正式に褒めることになります。褒められた社員のモチベーションは大いにアップし、より早く理念の実現に近づくことができるのです。
<内容および実施方法>
・「表彰制度」「人事評価」「褒める文化」は、各社で現状が異なるため、個別に導入方法をご提案し、お見積り致します。
<期間および費用のイメージ>
・目安としては、月2回の定例コンサルティングを行った場合、3か月で約120万円、半年間で約240万円(税別) となります。
※経営コンサルティングでは比較的平均的な価格かと存じます。月額固定の顧問形態の契約も可能です。